2学期につまずきやすい単元ランキング

  • 深江橋校
  • 玉造駅前校
  • 2025/12/12

(小学生・中学生)

2学期はどの学年にとっても、1年間の中で最も内容が濃く、難しくなる時期です。
特に「数学・算数」「英語」は、ここでつまずくと3学期や次の学年に大きく影響してしまいます。

今回は、塾でもよく見られる “2学期につまずきやすい単元”
小学生・中学生に分けてランキング形式で紹介します。

お子さまの復習ポイントを知る参考にしてください!


◆ 小学生編:つまずきやすい単元ランキング

第1位:分数(計算・大小・通分)

小学生の“最大の壁”。
分母が違う数の扱い、通分、約分の理解が甘いまま進むと、次の学年にも支障が出ます。

よくあるつまずき:

  • 分母が違うと比較できない

  • 通分に時間がかかる

  • 帯分数の扱いが苦手


第2位:割合(%・小数・分数の関係)

2学期の中でも定番のつまずき単元。
文章問題が多く、式を立てる段階でつまずく子が多数います。

よくあるつまずき:

  • “もとにする量”が何か分からない

  • 文章問題になると解けない

  • 小数と%の関係が曖昧


第3位:図形(面積・体積・角度)

単なる公式暗記では解けず、
「どの公式を使うのか」の判断力が必要になります。

よくあるつまずき:

  • 三角形の面積の理解不足

  • 複雑な形の分割ができない

  • 体積の公式が混乱する


◆ 中学生編:つまずきやすい単元ランキング

第1位:数学・一次関数(中2)

ダントツでつまずきが多い単元です。
比例・反比例から一気に内容が難しくなるため、理解の差がはっきり出ます。

よくあるつまずき:

  • 変化の割合の意味を理解していない

  • y=ax+b の式がつくれない

  • グラフの読み取りが曖昧


第2位:英語・不定詞の文法(中2)

「to+動詞の原形」が“何の役割をしているか”を理解する必要があり、混乱しやすい単元です。

よくあるつまずき:

  • 目的・理由・形容詞的用法の区別が曖昧

  • to+動詞=未来と誤解してしまう

  • 和訳はできるけど英文が書けない


第3位:数学・方程式/連立方程式(中1・中2)

計算が多く、ミスが続くと苦手意識が急上昇します。

よくあるつまずき:

  • 移項の意味が曖昧

  • 分数を含む式の扱いが苦手

  • 文章題で式を立てられない


◆ つまずきの最大の原因は「理解の穴」にあり

これらの単元は、
ひとつ理解が抜けるだけで一気に解けなくなる
という共通点があります。

さらに、2学期は内容が重たいにもかかわらず…

  • 行事が多い

  • テストが続く

  • 部活も忙しい

  • 宿題が多い

など、集中しきれない理由も多い時期です。

その結果、
「気づいたら分からなくなっていた」
というお子さまが増えます。


◆ 今が復習の大チャンス!冬休みの活用がカギ

つまずいた単元をそのままにすると、
3学期・来年の内容がさらに理解しにくくなってしまいます。

しかし、冬休みは…

  • 授業が止まる

  • 復習に集中できる

  • 学習習慣をリセットできる

という最高のタイミングです。

当塾でも、冬期講習と1・2月の特別講座で
「2学期のつまずき解消」に重点を置いて指導しています。


◆ おわりに

もし今、
「最近、解けない問題が増えてきた」
「ワークの同じところばかり間違える」
そんなサインがあれば、早めに対策をすることが大切です。

お子さまがどこでつまずいているか知りたい方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
体験授業や学習相談も随時受け付けています。

2学期のつまずきを解消して、3学期・次学年につながる自信をつけましょう!

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